南蛮船の影
山本巧次
日本文学再開発のためデベロッパーが取得しようとした土地に残る、所有権が曖昧な一角。そこに、権利者として証拠となる古文書を持つという一人の老婦人が名乗り出てきた。さらに、土地の所有が記された沽券を持参する男まで新たに現れ……。江戸と現代で二重生活を送る、時間旅行者のおゆうこと現代人の関口優佳は、デベロッパーから相談を受け、沽券の真贋を見極めるべく江戸で調査を開始する。
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