「0825」に私たちは殺され続ける あるロヒンギャ夫婦の物語
今泉 千尋
日本文学資本主義、マルクス主義、天皇制、民俗学/ 民族学、ジェンダー、歴史、哲学、演劇、司法、そして核 小説家・大岡昇平における「書くこと」とそれらはどう交錯したのか。 『俘虜記』『野火』『レイテ戦記』と戦争、『武蔵野夫人』『事件』といったロマネスクや推理小説、 さらには『成城だより』における植谷・吉本論争との関わり等を、当時の資料と切り結びながらダイナミック読み替える。 凡例 はじめに 1 第1章 収容所と核ー『俘虜記』 一 地表の上で 二 原子力の俘虜 三 収容所と生政治 第2章 「野火」と「神」-『野火』 一 ロビンソン・クルーソーと「近代人」 二 「敵」と「友」と 三 遭遇、あるいは出会い損ね 四 「野火」と「政治」的なもの 第3章 転覆のアレゴリーー「一寸法師後日譚」 一 大岡昇平と民俗学 二 石田英一郎『一寸法師』の位相 三 置換と転覆 四 「原子蕈」と「一寸法師」 2 第4章 資本の「隠れた断層」-『酸素』 一 主題としての「結合」 二 資本のアナーキー 三 「コミュニスム」の位置 四 「実在の線」をめぐって 第5章 「事故」としての「野」-『武蔵野夫人』 一 「定言」をめぐって…
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