用心棒血戦記 破邪の剣 〈新装版〉
鳥羽亮
日本文学江戸の町は、六人組の夜盗に戦(おのの)いていた──。大店に強引に押し入って使用人を斬り、「尽忠報国之士」と書かれた紙片を残す残忍な手口であったからだった。そんな中、商家の旦那が「地獄屋」の縄暖簾をくぐる。賊を恐れ、用心棒を依頼してきたのだった。 安田平兵衛と片桐右京らの面々は、死骸の斬り口を見て、奴らが凄まじい遣い手だと見抜く。そのうちの一人、小坂半兵衛は、斬撃の刀身が眼前で銀色に光り、一筋の細い雲のように見える「横雲」という必殺の剣を持っていた。平兵衛は、截断された骨が猛獣の爪のように見える秘剣「虎の爪」で対峙。右京はそれを見守っていた。 「横雲」を破り、生き抜けるのは誰か!? 殺し人たちの果てしなき戦いが始まる! 剣豪小説の名作、佳境の第十一弾!!
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