吟醸掌篇vol.6
崎山多美/林浩治/うた/岡和田晃/胡池マキコ/小沢真理子
日本文学古典文学の名作を林真理子が官能的に小説化 わずか30年で、壇ノ浦の海に消え去った平家の栄華と滅亡の物語。滅びるもの皆美しく……。日本人の心の中にある、“滅びの美”への思いを、古典文学の名作「平家物語」を通してみずみずしく小説化した、林真理子の意欲作。長大な軍記物である原作を換骨奪胎し、現代人の感性を刺激するエピソードだけを抽出して、スピード感あふれる展開に改変。まさに”令和の平家物語”というにふさわしい作品。 平清盛、源義経、後白河法皇、建礼門院徳子など、9人の主要登場人物の目を通して紡ぎ出される、一章完結形式の新感覚歴史大作。古典の「平家物語」では語られることのなかった登場人物たちの心のうちを、見事に描き切っています。 特に女性登場人物の内面描写は、現代小説のように引き込まれるはず。また美しい平安末期の情景描写は実に官能的です。古典の「平家物語」では”大原御幸”として描かれた結末部分の、さらに”その先”を描いた林真理子版『平家物語』の最後は、衝撃的で必読です! 既刊『六条御息所 源氏がたり』『STORY OF UJI』とともに、”林真理子源平三部作”の完結版。
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