渓流のまなざしー視線恐怖共に生きた精神科医の44年ー

渓流のまなざしー視線恐怖共に生きた精神科医の44年ー

文庫
発売日
2026年8月5日(水)
出版社
ハート書房
ISBN
9784911094105

どんな本?

自伝的コミックエッセイ。少年期に目撃した両親の性の営みから、高校3年生の時に視線恐怖症を発症した。東大入学後、初恋の人に恋文を書き、箕面で初めてデートした。視線恐怖から、横にいる彼女の見る事すら怖くて、彼女の言葉、「私たち、別れましょうか。」に、目の前が真っ暗になった。旧建設省に入省が決まり、年末にあった友人から、彼女に電話してみろと言われて、正月に彼女の家に行って歓迎された。しかし、私は泥酔してしまい、彼女を失望させてしまった。官僚として、働き始めたが、周囲を課長、専門官、課長補佐に囲まれ、恐怖の連続であった。5時には、退席して同僚を誘って飲みに行った。「吉田は、飲むと正常になるな。」などと嫌味ばかり言われた。一時期、別の課では、一番奥の隅の席になって、視線を浴びることがなく、しかも官僚時代唯一の友人ができたこともあって、充実感があった。そんな折に、初恋の人と中之島公園でデートした。自信に満ちた私を見て、夕暮れ時に、彼女をバス停まで送っていったとき、「私、今日、帰らないつもりだったのよ。」言われて、驚いてしまった。その後、官僚は続いたが、視線恐怖のため、徐々に孤立が深まった。

※最新の価格・在庫は各販売サイトでご確認ください。

2026年8月5日(水)に発売されたほかの本

発売日カレンダー

色のついた日に新刊があります。日付をクリックでその日の新刊一覧へ。前月・翌月もたどれます。

文芸コミック