ジョブ型の幻想
黒田 兼一/藤田 実/山崎 憲/労働運動総合研究所
ビジネス・実用書【書籍紹介】 いま、日本では「ジョブ型」か「メンバーシップ型」か、という問いが繰り返し語られている。政府や経済界は、低成長などといった問題への処方箋として「ジョブ型」を掲げ、これまでの日本型雇用慣行の見直しを求めてきた。 しかし、そもそも「ジョブ型」とは何か。「メンバーシップ型」とは何のために成立し、どのような役割を果たしてきたのか。そして、AIやデジタル技術の進展は、この論争の意味そのものを、どう変えようとしているのか。 本書は、こうした問いを歴史・政策・現場の実態に即して、考え直すためのものである。 【編集長より】 本書は、「ジョブ型」と「メンバーシップ型」の雇用形態がなぜ生まれ、どのような役割を担ってきたのかを、日本や諸外国の歴史や事例から、丁寧に紐解いている。 また、AIの進化によって仕事の中身そのものが作り替えられると指摘される中で、組織全体の規律や協働のあり方がどう変わり、それによってどのような問題が生じるのかを問いかけている。
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