令和時代の銀行融資ノート
篠崎 啓嗣
ビジネス・実用書長期間にわたって経済は低迷し、日本はすでに経済力二流、三流の国になっている。バブル経済が弾けた平成時代は「失われた30 年」とも揶揄され、この間、成長著しいアジアの諸外国に追い越され、なかなか回復してこないというのが、長年財務コンサルタントをしている著者の実感である。 中小企業が元気でなければ日本全体の経済力が復活することはない。日本全体の経済力は、99%以上を占める中小企業がいかにつよくなるかにかかっている。 本書は、中小企業がどのように「長期間にわたってつよい会社」にできるかを解説したものである。その骨子は、精緻な経営計画と財務戦略を構築し、銀行とのエンゲージメントを高めることである。 VUCAの時代といわれる現代では、昨日の成功体験が今日の正解である保証はどこにもない。そんな不透明な時代において、根拠のない「前年比5%」といった目標を掲げるだけの経営計画は、計画とは呼べず、単なる「願望」に過ぎない。 多くの中小企業経営者は、心のどこかで危機感を感じている。
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