怪異と身体の民俗学

怪異と身体の民俗学

文庫
発売日
2026年9月11日(金)
出版社
法藏館
ISBN
9784831827371

どんな本?

なぜ人は妊婦の妖怪「産女」を生み出し、恐れたのか。胎盤などの胞衣やへその緒、また乳歯は、なぜ特別に扱われたのかーー。出産や子育てをめぐる習俗や怪異譚には、人びとの身体観・生命観・異界観が刻み込まれている。怪異・妖怪を手がかりに、日本人が身体と生死をどのように捉えてきたのかを解き明かす。 《目次》 はじめに──コスモロジーとしての身体、表象としての妖怪 第一章 胎児分離埋葬の習俗と出産をめぐる怪異のフォークロア──その生成と消滅に関する考察 プロローグ 福島県会津の「胎児分離埋葬事件」/産科医と僧侶の関与/「子育て幽霊」と「産女」伝承との関係/出産をめぐる怪異のフォークロアの消滅/エピローグ 「水子」をめぐる新しい習俗の登場/他 第二章 産女から水子へ──出産に関する怪異の変容とジェンダー 妊婦埋葬習俗が事件になる時/事件をめぐる村の女性の語り/当時の出産環境/産女出現の背景/水子のさわり/他 第三章 胞衣の近代──「奈良県風俗誌」にみる出産習俗の変容 「奈良県風俗誌」にみる胞衣納めの習俗/清潔法施行規則の制定/胞衣に関する習俗の変容/胞衣を捨てる場所/他 第四章 抜けた乳歯の行方──身…

※最新の価格・在庫は各販売サイトでご確認ください。

2026年9月11日(金)に発売されたほかの本

発売日カレンダー

色のついた日に新刊があります。日付をクリックでその日の新刊一覧へ。前月・翌月もたどれます。

文芸コミック