(新装版)つきあってはいけない
平山 夢明
日本文学・老いの孤独、介護問題、肉親との別れ…、歳を重ねたからこその不安や寂しさをしっかりと受け入れ、前向きに生きる主人公たち。読むと、心がふっと軽くなり、人生に希望が灯る“珠玉の短編集″。 ・老境の哀歓をじっくりと丁寧に描くことに定評がある、著者、7作目の待望の最新作。 ・向日葵、小出毬、桔梗、馬酔木…など8つの花々と木々をモチーフに、植物の生命力、たくましさを通じて、人生にエールを贈る。 ・向日葵 ……… 呑気な妻と心配性の夫。対照的な夫婦は、50年一緒にいてもわからないところが多い。定年後退屈な毎日を過ごす雅彦は、「毎日が楽しくない」と考えているが、前向きな妻の背中を見て、次第に……。 ・初雪葛……… 由利子は麻痺が残る夫の介護の毎日に、心が折れそうになっていた。ある時、夫亡きあと弁当屋をはじめることになった友人との付きあいで、心境に変化が生まれる。 ・小手毬……… 暴力を振るう父とそれが原因で病気になった弟。煙草の不始末で生家は全焼し、家族の思いをつなぐものは全て灰になった。家族の思い出が詰まった「ゆすら梅」を見て由子は……。 ・桔梗……… 祖母に育てられ、父母に溝があった修平。
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