ヴィジュアル版 日本の年中行事
宮田登/萩原秀三郎
文庫正月、初午、盆、十五夜──時節のうつりかわりに沿って営まれた習俗の数々。農村とは別個の消費生活を営んでいた江戸町人の文化は、いわば現代日本人の日常生活の祖型である。その民俗文化の奥には、何が込められていたのか。近世史研究でも重要な業績を残した民俗学者・宮田登は、民俗学を村の言伝えを基盤とする学問分野から都市へと押しひろげて、新しい世界認識を提示してみせる。都市住民のメンタリティにこそ潜んでいた、「失われた世界」=日本人の思想の内奥に、異なる角度から迫る。 解説 松崎憲三・深谷 大
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