ベスト・エッセイ2026
青山七恵/彬子女王/朝井まかて/浅田次郎/朝比奈秋/荒俣宏
エッセイ『蒼穹の昴』から30年。 ついに最終章! シリーズ累計610万部突破の歴史巨編 1945年6月。 北京は皇帝を喪い、東京は焼け野原と化し、満洲にはソ連兵の軍靴が迫っていた。 中華を治める者が得る天命の具体「龍玉」は、誰の手にーー。 「お答えします。 大東亜戦争はただちにやめるべきであります」 陸軍特務機関・志津中佐は、北京を発ち立川飛行場に降り立った。 陛下からお召しがあったのだ。 宮城に向かう車窓から見えるのは、空襲で変わり果てた東京の街。 勅命を受けた志津は、急ぎ日本を後にする。 破滅の前に戦争を終結させる、唯一の道を求めてーー。 ラストエンペラー溥儀は関東軍・沢村少佐を友とし、ひとときの安らぎを得ていた。 だが満洲帝国にもまた、瓦解の時は近づいていた。
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