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竹内照夫 おすすめ|干支と四書五経を読む2冊

文:新刊日和編集部 | 2026/10/28

竹内照夫 おすすめの2冊――干支と四書五経から古典の世界へ

竹内照夫という名前に出会ったとき、まず気になるのは「どの本から読めばいいのか」という点ではないでしょうか。この記事では、竹内照夫の著作のうち、2026年に文庫と選書で刊行される2冊を取り上げます。ひとつは十二支の起源と伝承をたどる『干支物語 十二支の起源と伝承』、もうひとつは中国古典の基本テキストである『OD>四書五経』です。

どちらも書誌情報以外の内容紹介がまだ出そろっていない段階のため、この記事では確認できた事実を丁寧に積み上げる方針で書いていきます。発売日・版元・レーベル・価格といった基本情報を軸に、それぞれの本がどんな読者に向きそうかを整理します。干支という身近なテーマから入るか、中国思想の幹から入るか。2冊の性格の違いが選び方の手がかりになります。

『干支物語 十二支の起源と伝承』――身近な十二支を起源からたどる

書誌情報

『干支物語 十二支の起源と伝承』は、KADOKAWAから2026年10月23日に発売される角川ソフィア文庫の1冊です。価格は1440円、ISBNは9784044009168。文庫ながら定価1440円という設定で、角川ソフィア文庫のなかでもしっかりした内容量を持つ企画であることがうかがえます。

十二支というテーマの置き方

書名が示す通り、この本の主題は十二支です。十二支は年賀状や暦、占いの話題に日常的に登場しますが、その起源や伝承をまとめて追いかける機会は多くありません。「なぜ十二支が12種類なのか」「それぞれの動物はどこから来たのか」という素朴な疑問に正面から向き合う構成が、タイトルから読み取れます。

「起源と伝承」という副題にも注目です。起源は歴史的・文献的な成り立ちを指し、伝承は語り継がれてきた物語を指します。つまり、学術的なアプローチと昔話的なアプローチの両方を扱う本だと位置づけられます。動物が並ぶ十二支の順番にまつわる逸話は各地にありますが、そうした伝承を一冊で見渡せる点が、この本の特徴になりそうです。

読みどころと読者像

角川ソフィア文庫は、古典や民俗、歴史をテーマにした教養文庫として知られるレーベルです。そのラインアップに十二支という題材が並ぶこと自体、民俗学的な関心と暦の知識をつなぐ読み物として企画されていることを示しています。暦や年中行事に関心のある人、子どもに十二支の由来を聞かれて答えを探している人に向く一冊です。

一方で、内容紹介がまだ確認できていないため、具体的な章立てや図版の有無までは分かりません。学術書として厳密な考証を求める読者よりも、まず十二支の背景を物語として楽しみたい読者に馴染むタイプの本だと考えておくとよいでしょう。

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『OD>四書五経』――中国古典の幹を一冊で押さえる

書誌情報

『OD>四書五経』は平凡社から2026年10月1日に発売されます。ISBNは9784256800447。書名の頭に付く「OD>」は、オンデマンド出版による復刻版であることを示す表記です。長く品切れだった書籍が注文に応じて製本される形式で、今回の刊行もその枠組みでの復刊と見られます。

四書五経とは何か

四書五経は、中国の儒教における基本典籍の総称です。四書は『大学』『中庸』『論語』『孟子』を指し、五経は『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』を指します。これらは長く東アジアの学問の土台とされてきたテキスト群で、中国思想の骨格を知るための入口となる書物です。

竹内照夫の名を冠した『四書五経』という書名からは、これらの典籍を一冊のなかで概観できる入門的な性格の本であることが読み取れます。個々の経典を注釈付きで読むのではなく、全体像と要点を押さえる構成のものが、このタイトルでは一般的です。復刻版として再び手に取れるようになったこと自体、息の長い基本書であることの表れと言えます。

読みどころと読者像

四書五経は漢文の原典として読むには前提知識が要りますが、概説書であれば各典籍の位置づけと思想の要点を順に追うことができます。儒教の考え方がどのような書物の束から組み立てられたのかを知りたい人、漢文や東洋思想に関心を持ち始めた人にとって、最初の一冊として選びやすいタイトルです。

ただし、オンデマンド出版という性質上、書店の店頭に並ぶことは少なく、入手は通販が中心になります。発売日が2026年10月1日ですので、予約のタイミングも含めて早めに動いておくと安心です。原典そのものを読みたい人には向きませんが、まず全体像をつかみたい人には噛み合う一冊です。

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2冊の選び方――日常の暦から入るか、思想の幹から入るか

2冊はテーマの距離が離れているように見えて、どちらも「古くから受け継がれてきた知の体系」を扱っています。十二支は暮らしのなかの暦と物語、四書五経は学問のなかの経典です。身近なところから入るなら干支、骨組みから入るなら四書五経というのが、もっとも素直な選び方になります。

発売日は四書五経が2026年10月1日、干支物語が2026年10月23日。同じ月に刊行が続くため、両方を並べて読むと、民俗的な伝承と儒教の経典という対照が面白く見えてくるかもしれません。価格は干支物語が1440円、四書五経は資料上で価格が確認できていないため、購入前に各販売サイトで確認してください。

まとめ――竹内照夫の2冊をどう読むか

竹内照夫の著作として今回紹介したのは、角川ソフィア文庫の『干支物語 十二支の起源と伝承』と、平凡社のオンデマンド版『OD>四書五経』の2冊です。暦や年中行事の由来を知りたい人は干支物語から、中国古典の全体像を押さえたい人は四書五経から手に取るのがよいでしょう。

どちらも内容紹介が未取得の段階のため、この記事では書誌情報を軸に性格を整理しました。刊行が近づいたら、各販売サイトの内容紹介もあわせて確認してみてください。まずは自分の関心が「物語」にあるのか「思想」にあるのかを基準に選ぶと、迷わずに済みます。

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