「伝説のバンカー」と呼ばれた男
大櫃 直人
ビジネス・実用書一冊の著作として読み直すことで見えてくる、「世界文学」としての『怪談』。テキストに密着した作品分析と比較文学的考察によって、非合理的な超自然の世界と近代合理主義の世界との間に立ち現れる、ハーン文学の越境性を明らかにする。 第1章 「耳なし芳一」のゴーストから読み解く『怪談』の意味 第2章 ハーンの雪女革命 第3章 転生する桜モチーフーーハーンの桜物語と日本近代文学の桜 第4章 「安芸之介の夢」と『不思議の国のアリス』--「常世の国」は如何にして生まれたか 第5章 『怪談』における身体が語るもの 第6章 「おしどり」における人間と自然の境界越境ーーコールリッジの「老水夫行」との比較を通して 第7章 もうひとつの怪談ーーなぜ「ひまわり」は『怪談』に収録されたか 結び KWAIDAN-西洋と日本の狭間に生まれた怪異の交響
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