【文芸社文庫】 めおとの左甚五郎
白蔵 盈太
日本文学戦後の闇市「ハルピン街」から発展し、日本有数の既製服産地となったJR岐阜駅前の「繊維問屋街」。独自のアーケードや迷路のような通路を持つ貴重な歴史的遺産がいま、再開発によってその姿を消そうとしている。建築・都市史研究者と都市計画研究者で結成された「繊維問屋街研究体」が、建物の実測や住民への聞き取り調査を通して消えゆく街の記憶を1冊に。 現在の風景を記録する はじめに 石榑督和 問屋街の喫茶店とマッチ箱 奥山涼子 第1章 繊維問屋街研究体とまちを歩く 石榑督和 【コラム】既製服産業と岐阜 石榑督和 第2章 ハルピン街以前の岐阜のまち 石榑督和 現在の岐阜のまち 岐阜駅の移転と新市街の形成 用途地域の計画と市街地形成 空中写真からみる戦前の駅前 建物疎開が生んだ空地 終戦直後に立ち上がった商業空間 第3章 ハルピン街から始まったまちづくり 荒木菜見子 引揚者たちとハルピン街 本格的な住宅街、大ハルピン街住宅 ハルピン街から厚生住宅へ 大ハルピン街住宅と厚生住宅の配置復原 繊維問屋街建設へ 写真でたどる繊維街の記憶 第4章 問屋街のかたちと仕組み 荒木菜見子 問屋街の形成と戦前の土地利用 問屋…
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