「日経平均10万円」時代に備えろ
藤野 英人
文庫怖い話、ふしぎな話 群馬の怪人が遺した美しき標本箱 群馬県を代表する作家として、郷土の怪異譚の蒐集・継承に尽力、生涯を通じてこの世の怪と不思議を追い求めた故・戸神重明氏の怪談傑作選。 離れた場所にいる夫婦を同時に襲う怪蛇…「帰郷の夜」 大猿の生首を載せた丸太を立てた家。生首の吐く血を浴びてしまった男は…「イエティの首」 父親が自作した土偶のレプリカ。だが、土偶と家族の身体が不気味に連動しはじめて…「ハート形土偶」 前橋市にあった曰くつきの独身寮。関係者が次々と精神を病んだ原因は…「三十年の孤独」 国鉄桐生駅近くの森に怪獣『マタンゴ』が出る噂。探検に行った少年らが見たものは…「マタンゴの森」他、2011-2025年に発表された全著作の中から後世に語り継ぐべき名作、 そして未発表の遺作「滅びしものたちの音を聴け」を収録した決定版。 昨今「怖い話や嫌な話でなければ怪談として認めない」という趣旨の御意見を伺うことが多い。 しかし私は、怖い話や嫌な話ももちろん好きなのだが、不思議な話や奇妙な味のある話、笑える話や泣かせる話も好きである。とりわけ書きたいのは、美しい怪談だ。
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