露の宿り
高瀬 乃一
日本文学「人は、命ある限り、幾度でもやり直せる」--奈緒は、夫の無念を晴らすため、父の女二郎と信州から江戸へやってきた。 ふたりは深川で薬屋を営むが、医者である文二郎の元には、貧しい病人やけが人が次々と駆け込んできた。 そんなある日、深川の芸者・捨て丸が、惚れ薬を作ってほしいといってくる。 彼女の相手は、なんと有名な本草学者であった……。 奈緒たちは、藩の秘め事に巻き込まれながらも、市井の人々のたくましさと優しさに触れ日々の暮らしを愛するようになるがーー (解説・内藤麻里子)
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