栗あんころも 江戸菓子茶店うさぎ屋
篠 綾子
日本文学お蝶の許婚で行方の分からない源太と瓜二つの男・兼水が芝神明宮界隈に現れたことで、お蝶をはじめ、いすず屋に集まる者たちは落ち着かない日々を送っていた。顔も声も源太と見紛うほどそっくりな兼水だったが、気性が違うことで別人と割り切ったお蝶。だが、お由紀という名の従妹を連れていすず屋にやってきた兼水から、許婚だと知らされたお蝶の心は千々に乱れる。そんな中、源太の父親で佃島で漁師をしている源蔵に兼水を引き合わせる場を設けることになったのだがーー。書き下ろしシリーズ第五弾。
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