ご縁おむすび屋 継父の生姜ご飯
有馬 美季子
日本文学この子たちの瞳の輝きを守りたいーー。 亡き父の遺志を継いだ笹代は、日本橋の福島町で手習い所の師匠となり、教え子である筆子たちの成長に、日々目を細めていた。 ある日、皆で飼っていた兎が忽然と消えた。後日、近所の商家でそっくりの兎が飼われているとの話が耳に入り……「ユメの帳面」。 殺しの下手人とされた元教え子への疑惑を晴らすべく奔走する「疑われた元筆子」。 ともに暮らす身寄りのない筆子の一人に、養子の話が届く「巣立ちの朝」など、江戸の四季の風物を織り交ぜ描く、風味絶佳の連作短篇時代小説。 文庫書き下ろし。
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