ソングクエスト1
大庭語朗
日本文学古今東西のミステリ小説において、少年が存在感を放つ作例は少なくない。未成年ゆえの感性と思考、社会的立場やコミュニティなどを介して、彼らは多彩な謎と物語に貢献してきた。日本の短篇ミステリからその成果を集めた本書には、車椅子の少年が名推理を見せる天藤真「多すぎる証人」、少年犯罪が意外な事態を生む有栖川有栖「アポロンのナイフ」、小学生と青年の友情を描く長岡弘樹「夏の終わりの時間割」など全10篇を収録。バリエーション豊かな作品群に触れることで、少年をモチーフにした短篇ミステリの魅惑的な世界をお愉しみください。
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