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ローラン・ビネ/高橋 啓
海外小説事件は書簡で語られ、書簡で捜査され、書簡で解明される! 16世紀フィレンツェで起きた画家殺人事件 真相を探るのは美術史家ヴァザーリ 『HHhH──プラハ、1942年』の著者が贈る 書簡体歴史ミステリ ダブリン文学賞最終候補作 ルネサンス期のフィレンツェ、10年以上もかけて描き続けているサン・ロレンツォ聖堂のフレスコ画の前でマニエリスムの画家ヤコポ・ダ・ポントルモが槌(つち)で殴打され、鑽(たがね)で胸を刺されて殺害され、彼のアトリエにはフィレンツェ公コジモ・デ・メディチの長女マリアの顔をしたヴィーナスとキューピッドの猥褻(わいせつ)な絵が残されていた。ポントルモを殺したのは誰か? いかがわしい絵を描いたのは彼なのか? コジモは信を置く画家で建築家で美術史家のヴァザーリに事件の解明を依頼する。ヴァザーリは、ローマでサン・ピエトロ大聖堂の建設に携わっているミケランジェロに書状を送り事件を知らせ、助言を求めた。
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