グレー・ラブストーリーズ
島本 理生
日本文学「間違ったものに一度でも救われたら、それもすべて間違いだと思いますか?」 ・ 書けなくなった作家の女と、5年前に消えた最愛の人。そして、殺人事件の加害者を家族にもつ青年。孤独な魂が惹かれあうとき、この世ならざる景色が見えるーー。直木賞作家の新境地! ・ 各界から絶賛の声、続々! ・ 苛烈だった。救いたいし、救われたかった。どうしたらいいんだろう、とずっと考えていた。 高瀬隼子氏(作家) ・ 痛みの中で立ち上る一瞬の“楽園”。壊れてしまうほどに刺す、逃れられない光だ。--Derek Jarmanを思い出した。 三島有紀子氏(映画監督) ・ 先の見えない時代を生き抜くいくつもの姿が読む者を惹きつける。加害と被害とに二分できない世界は文学でしか描けない。静かなようで不思議な熱量を感じさせる一冊だ。 信田さよ子氏(臨床心理士) ・ あの時、もしあんなことが起こらなければ……恋愛を通じ「if」の想像力を描き続けてきた島本作品の決定版。 吉田大助氏(ライター) ・ あらすじ 五年ほど新しい作品を書けずにいる小説家の紗文は、知人の紹介で、東京に出てきたばかりの創という若者を家に泊めることになった。
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