囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理
三津田 信三
日本文学老舗小説誌「オール讀物」から短篇の依頼を受けた三津田信三。 何を執筆するか思案するうち、怪しい、そして妖しい記憶が脳の奥底からよみがえってくる……。 ■ただのろうもの 実話怪談を集めていた三津田は、ある打ち合わせで「渕上さん」という特異な能力をもった女性についての話を聞く。彼女には、相談者の「すべてが視える」という。そして、必要な場合にのみ「助言を与える」のだった。 ■行逢峠 三津田はある青年に、登山中に起きた不思議な話を聞く。亡くなった兄が行方不明になった「行逢峠」を目指して旅をしていた青年は、地元の民に「あそこは行かんほうがええ」と何度も注意され……。 ほか「七つ怪談」「赤錆び色の記憶」「猿㾔孟(しらろぼう)様」のあわせて5作を収録。 「怖い」だけでは終わらない。 戦慄のロジカルホラー!
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