花の物語
牧野 富太郎/澁澤 龍彦/杉浦 日向子
異端の作家による異端の世界の歩き方 ──エロティックな行動によって、ひとは自己の存在の意識をつかむのである。超越に対する永遠の予感、メタフィジカルな悲劇──これこそエロティシズムの本質というべきであろう。サドの生涯を賭けた文学が、その最も悲痛な報告であった。(「エロティック文学史のための序説」より)── ナルシシズムやエロティック文学、ニヒリズムなどについて、著者ならではの視点で時代をとらえた社会評論のほか、ボードレール(ボオドレエル)、アンドレ・ブルトン、ジャン・ジュネなど詩人や作家評、『ロリータ』『西洋古典好色文学入門』などの書評、「現代悪書論」「殺人狂時代」などのエッセイなどで構成される、澁澤龍彦という“異端の人”による“異端の世界の歩き方”。
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